2004年 12月 12日
忘年会 |
金曜日の夜は、日本企業の関係者が集まって定期的に開催している「勉強会」の忘年会がマンハッタンでありました。前回、鳴門鯛(ばっちり炭濾過してあるやつ)を飲んだところです。
昨日の酒は「浦霞 ひやおろし」でした。炭は上品な程度に使っているとは思いますが、それでも、雑味が多く、垢抜けない感じ。たぶん、飯米でも使ってるんだろうなあ、と思いながら「舐め」てました。飲んだのは、ビール(例によってスーパードライ)はコップ半分。酒は小さなお猪口半分程度。それ以上飲みたいと思いませんでした。しかしながら、隣にお座りになった某日本企業現地法人の社長さんは浦霞のファンとのことで、コップ酒でぐびぐび飲んでました。
それにしても、日本人、特に年配の方々は、日本酒の話になると必ず「先日、越乃寒梅を入手した」とか「八海山を飲んだ」とか新潟の著名な「地酒」の名をおっしゃいます。昨日は、少し酒米の話題になったので、精米の意義についてほんの少しだけ話しまして、飯米と酒米とは違うことを説明しました。そのついでに、「米どころ銘酒伝説」「雪国銘酒伝説」ってのがあるが、これは幻想に過ぎない、ときっぱり断言し、お勧め銘柄として「鷹勇」「旭菊」「神亀」「竹鶴」などを挙げておきました。これらは燗栄えする酒なのでぜひ燗で、と念押し。燗の温度、吟醸燗や、竹鶴の煮酒についても言及しましたが、おそらく、あの方々はそれらを飲む機会に恵まれないんでしょうねえ。きっと。
昨日の酒は「浦霞 ひやおろし」でした。炭は上品な程度に使っているとは思いますが、それでも、雑味が多く、垢抜けない感じ。たぶん、飯米でも使ってるんだろうなあ、と思いながら「舐め」てました。飲んだのは、ビール(例によってスーパードライ)はコップ半分。酒は小さなお猪口半分程度。それ以上飲みたいと思いませんでした。しかしながら、隣にお座りになった某日本企業現地法人の社長さんは浦霞のファンとのことで、コップ酒でぐびぐび飲んでました。
それにしても、日本人、特に年配の方々は、日本酒の話になると必ず「先日、越乃寒梅を入手した」とか「八海山を飲んだ」とか新潟の著名な「地酒」の名をおっしゃいます。昨日は、少し酒米の話題になったので、精米の意義についてほんの少しだけ話しまして、飯米と酒米とは違うことを説明しました。そのついでに、「米どころ銘酒伝説」「雪国銘酒伝説」ってのがあるが、これは幻想に過ぎない、ときっぱり断言し、お勧め銘柄として「鷹勇」「旭菊」「神亀」「竹鶴」などを挙げておきました。これらは燗栄えする酒なのでぜひ燗で、と念押し。燗の温度、吟醸燗や、竹鶴の煮酒についても言及しましたが、おそらく、あの方々はそれらを飲む機会に恵まれないんでしょうねえ。きっと。
by NYtokuhain
| 2004-12-12 05:25
| 食事